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csrreport2009   19 / 42

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東亞合成グループ CSR報告書 2009 19 特集CSRの取り組みステークホルダー とのかかわり 環境・安全への 取り組み CSR measure コンプライアンス  当社グループは、コンプライアンスを重視した経営 を推し進めるため、次の通り社内体制を整えています。 「東亞合成グループ行動憲章」および 「東亞合成グループ行動基準マニュアル」  当社グループのすべての役員・従業員などが良き 社会人として行動するための根本規範である「行動憲 章」および役員・従業員に求められる正しい行動の拠 りどころである「行動基準マニュアル」を制定してい ます。「行動憲章」および「行動基準マニュアル」は、 国内外グループ会社のすべての役員・従業員を対象と しています。 コンプライアンス委員会  当社グループでは、役員および社外委員の弁護士か らなる横断的な監督・調査機関としてコンプライアンス 委員会を設置しています。同委員会は、コンプライアン スを重視した経営の推進を支援するとともに、コンプラ イアンスの実践状況を監督・調査し、改善勧告を行うこ とができます。 コンプライアンス教育  コンプライアンスの徹底、推進には、法令や企業倫 理に関する知識の習得のみならず、守らなければなら ないという意識を醸成することが必要かつ重要と考 えています。当社グループでは、新入社員教育、中堅 社員研修、新任管 理職研修などにお いて、社外から専門 的な講師を招き、定 期的に教育を行っ ています。 企業倫理ヘルプライン (コンプライアンス・ホットライン)  当社グループでは、コンプライアンスに関する問題 を早期に発見して解決する自浄システムとして「企業 倫理ヘルプライン」を設けています。社内、社外の2 系統の相談窓口を用意し、書面、電話、Eメールで連絡 を受け付けています。また、当該制度に基づき通報を 行った人に対し、不利益な取り扱いは行いません。 個人情報保護  当社グループでは「個人情報保護方針」を策定し、 法律などに基づき、当社グループ各社に共通する遵守 事項を定めています。また、業務に関連して収集した 個人情報や従業員の個人情報を適正に管理するため の体制や措置、具体的な個人情報の取り扱い方法など を「個人情報保護規程」に定めています。 想定されるリスク  当社グループではさまざまな危機事態を想定し、そ の発生が予想される場合や実際に危機事態が発生した 場合の対応について、組織体制、対応要領を「危機管理 基本マニュアル」に定めています。  なお、想定される危機事態には次のものがあります。 危機事態発生時の対応  危機事態が発生した場合の対応としては、事態を認 知した社員からの緊急連絡を受けて、発生した危機事 態に対する所管役員がそのリスクレベルを判断、決定 します。  対応組織、要領は危機事態のレベルごとに規定され ており、事態発生事業所と本社が連携してその措置に あたることになっています。  また、化学物質の製造を行う当社グループにおいて は、特に事故災害への対応に万全を期すことが重要で あり、これについては、「危機管理基本マニュアル」の もとに、より詳細に対応手順を定めた措置マニュアル を事業所ごとに制定し、定期的な防災訓練を通して、 手順の見直しと措置対応の習熟に取り組んでいます。 リスクマネジメント 危機事態 ●事故災害  地震などの自然災害、製造工程における爆発・火 災事故、製品輸送途上における漏洩等の事故など ●製品の欠陥、公害  生産活動に伴う公害・環境汚染、人命にかかわる ような製品の重大欠陥など ●信用の失墜  重大な法規制違反、役員・社員の不祥事、機密情報 の漏洩など、社会的信用を著しく損なうような事態 ●会社に対する犯罪  財産および業務に重大な損害を及ぼす恐れのあ る爆破、放火などの犯罪 ●役員・社員に対する犯罪、事故  役員・社員、およびその家族の生命に危害が及ぶ 恐れのあるテロ、誘拐などの犯罪 ●その他 企業倫理研修 ※ 今春の新型インフルエンザについてはP.28に記載しています。