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csrreport2009   20 / 42

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20 東亞合成グループ CSR報告書 2009 CSRの取り組み CSR経営 RC(レスポンシブル・ケア) RC基本方針  当社グループは、化学企業として安全(労働安全・ 保安防災・製品安全・物流安全)の確保と環境の保 全への取り組みを継続して確実に進めるためにRC基 本方針を掲げ、グループ全体でRC活動を推進してい ます。  企業理念に則り、有用な化学製品を提供していくこ とで社会に貢献していくことを基本に、その事業活動 全般を通して働く者および社会の皆さまの安全を最優 先とし、原材料の調達から使用後の製品の廃棄に至る すべての過程を対象に環境への負荷を低減することを 目指しています。 2008年度RC活動総括  ●マネジメントシステム   当社グループでCSRを推進する体制として、 CSR推進会議を設置し、その中でRC活動も管理 することとしました。また、CSR監査において、 RC、コンプライアンス、内部統制にかかわる管理 全般を効率的に監査・指導する仕組みとしました。    ●労働安全衛生・保安防災   当社グループおよび協力事業所全体で6件の休 業災害が発生し、目標の達成には至りませんでし た。  ●製品安全   REACH対応、GHS対応MSDSの作成を進め ました。  ●環境保全   省エネルギーに関しては、エネルギー使用量は 減少しましたが、生産減の影響が大きく、エネル ギー原単位の低減はできませんでした。埋立廃棄 物は、設備撤去に伴う廃材の発生などにより削減 には至りませんでした。PRTR調査対象物質(社 団法人日本化学工業協会指定調査対象物質)の排 出量は、設備改造と管理強化により大幅な削減と なりました。  ●品質保証   クレーム発生件数は前年並みとなり、目標を達 成できませんでした。ヒューマンエラーに起因す るクレームの割合が依然多くあり、2009年も引 き続きヒューマンエラークレームの撲滅に注力し ています。 RC基本方針 開発製造物流使用最終 消費廃棄 RCとは 製品の開発、製造、流通、使用、最終消費、廃棄に至る全ライフサイクルにわたり、化学物質を取り扱う企業が自主的に 「環境・安全・健康」の確保に取り組み、活動の成果を公表し、社会とのコミュニケーションを図っていく活動です。 RC活動は、化学企業が社会と調和した発展を目指す上で不可欠な活動となっています。 ●安全方針  無事故・無災害を最優先として、働く者と地域社会の安全を確保する。 ●製品安全方針  化学物質の管理強化と、積極的な製品安全情報の開示を通じて、安全で信頼される製品を社会に提供していく。 ●環境方針  全ての事業活動において環境の保全に配慮し、持続可能な社会の発展に努める。 ●品質方針  品質管理の充実を図り、顧客に満足される製品とサービスを提供する。 物流安全 輸送時の事故防止 環境保全 地球環境の保護・人の健康保安防災 事故災害の防止 製品安全 取扱者の安全・健康、環境影響 労働安全衛生 労働者の安全・健康 製品の開発から使用後の廃棄に至る過程のあらゆる段階において、製品安全、保安衛生、環境保全に配慮し、 顧客・社会からの信頼性向上に努める。