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csrreport2009   30 / 42

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30 東亞合成グループ CSR報告書 2009 主な研修一覧 た。各種集合研修や社内外セミナー、通信教育等の能 力開発も時代の要請や従業員のニーズなどを反映しな がら、さらなる拡充に向けて見直しを進めています。 これらを通じ、自ら成長しようとする社員を支援し、 一人ひとりが持つ潜在能力の顕在化と最大化を目指し ています。  ●新入社員研修  ●入社1年目、入社2年目、入社4年目研修  ●中堅社員研修  ●職長研修  ●マネジメント研修(新任管理職研修)  ●新任営業マン研修  ●生産技術・エンジニアリングスタッフ   能力アップ講習会  ●研究開発スタッフ 能力アップ講座  ●品質工学講座  ●知的財産講座 など 自己啓発・キャリア形成支援 (通信教育助成制度、公的資格取得助成制度)  当社グループでは、従業員の能力開発を支援するた め、通信教育助成制度および公的資格取得助成制度を 人財育成方針および制度  企業ビジョン「価値創造型高収益グループ」を実現 する源は、一人ひとりの社員であり、社員は付加価値を 生み出す会社の財産です。メーカーとしてのたゆみなき 体質改善、時代を先取りする技術やビジネスを切り拓く 「人づくり」に向けて各種施策を推進しています。  2008年は、当社グループの人財育成の柱とすべ き「人財育成プログラム」を策定し、2009年からは 当プログラムの骨格となる「力量マネジメントシステ ム」を開始しました。これまでOJTを育成の基本と して取り組んできましたが、これを一歩進め、「力量 表」として各業務の必要なスキルを明文化し、各自の レベルに応じた教育を計画的に行うシステムとしましフレックス制と裁量労働制の導入  当社およびグループ会社の一部は、社員がその生活 と業務の調和を図りながら、効率的に働くことができ るようにフレックスタイム勤務制度と裁量労働制度を 導入しています。フレックスタイム勤務制度は、設定 されたコアタイム以外の時間帯において、あらかじめ 上長の承認を得た上で勤務時間を変更できるもので、 1996年から導入しています。また、裁量労働制度は、 業務の進め方や時間配分、始業・終業の時間などを本 人の裁量に委ね、労使であらかじめ定めた時間を働い たものとみなす制度(みなし労働時間)で、2006年に 導入しました。  当社グループでは、フレックス勤務制度を有効に活 用し生産性の向上に努めるとともに、社員一人ひとり が新しいことにチャレンジし、最大限の力を発揮、成長 することのできる環境づくりに努めています。 メンタルヘルスケア  メンタルヘルスケアに ついては、メンタル不全 者を発生させない職場の 整備と早期発見・治療を 目指し、外部専門医療機 関と提携して2006年から当社グループとして次のよ うな施策を実施しています。  ●ストレスチェックの実施(全従業員対象)  ●管理職研修の実施(メンタルヘルス対策の必要 性、実践的対応法)  ●健康相談ホットラインの整備(産業医・カウン セラーとの面談やインターネット・電話による 相談体制の強化) 人財育成 新任管理職メンタルヘルス研修  東亞合成では、主に工場で製造や生産技術開発 に携わる技術者、プラントの設計や設備保全に携 わる技術者を対象として、2006年より能力アップ 講習会を実施しています。  本講習会は、製造プロセスに強い技術者の育成を 目的としたもので、「流体」「伝熱」「蒸留」「攪かくはん拌」 や「物質収支」「電気設備」など、化学工学の基礎 知識を中心に社内講師によって講義する内容となっ ており、工場やエンジニアリング部門での勤務経験 が10年未満の技術者には、全カリキュラムの受講を 義務付けられています。  名古屋工場でスタートした本講習会は現在3年 目に入っており、2年目からはテレビ会議で徳島、 坂出、高岡の各工場ともつなぎ、受講範囲を拡大し ています。  今後、グループ各社にも受講範囲を拡大すると ともに、講義を年々積み重ねることによって、講義 内容、受講者ともにレベルアップを図っていきたい と考えています。 生産技術・エンジニアリング スタッフ 能力アップ講習会 Pick Up! ステークホルダーとのかかわり 従業員とのかかわり