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csrreport2009   32 / 42

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32 東亞合成グループ CSR報告書 2009 環境・安全への取り組み 製品の製造工程、輸送工程における保安の確 保は私たちの使命であり、安全面のチェック 体制、防災体制の充実に取り組んでいます。 保安防災・安全衛生 への取り組み 保安防災への取り組み 製品輸送時の安全管理 安全輸送の推進体制  当社グループでは、各事業所で、輸送業者と災害防 止協議会を組織し、安全輸送の推進を図っています。 災害防止協議会では、年度目標・年間計画を立てて活 動しています。また、安全輸送に関する各社の取り組 みや輸送事故の情報を水平展開しています。 事故発生時の相互援助体制  当社グループでは、製品輸送時に万一事故が発生し た場合、事故・災害や環境汚染の拡大を最小限に抑え るために、グループ内で相互に援助し合う体制を整え ています。 イエローカードの整備と活用  当社グループでは、製品の輸送にあたっては、製品 ラベルに適正な取り扱い方法や注意事項を表示してい ます。  危険有害性の高い製品については、化学物質輸送時 の事故に備えて、輸送関係者あるいは消防・警察署が 事故時に取るべき処置や連絡・通報先を記載したイエ ローカード(緊急連絡カード)をローリーやトラックの 運転手に常時携帯させ、事故時の迅速な処理に備えて います。  また、イエローカードに沿った輸送事故時の対応に 関する教育・訓練を実施しています。 安全衛生管理体制  安全衛生管理の推進体制を整備し、休業災害ゼロを目 指した安全活動を推進するとともに、作業環境の管理・ 改善、健康の増進についても取り組みを進めています。  また、行政および各種 加盟団体が主催する防災 訓練にも積極的に参加し ています。 基本的な考え方  RC基本方針のもとに安全方針として「無事故・無 災害を最優先として、働く者と地域社会の安全を確保 する」を掲げ、保安防災、労働安全衛生をほかの課題 に優先し、着実な取り組みを続けています。 防災専門会議  新製品を事業化する場合、生産方式あるいは設備を 変更する場合などについては、「防災専門会議」を開 催し、防災、労働安全、製品安全、製品品質の面から その計画内容を審議し、必要な指導を行う体制として います。防災専門会議は、その規模、内容に応じて、 「正規防災専門会議」「簡易防災専門会議」「防災検 討担当者会議」の3段階に区別して開催しています。  また、防災検討では、危険要因を摘出する手法とし て、HAZOP(Hazard and Operability Study)を用 いています。  2008年に開催した防災専門会議の件数は下表の通 りです。 防災訓練  当社グループの各事業所では、防災体制を整備し、 定期的に防災訓練を実施 しています。訓練に際し ては、所轄消防署に立ち 会いいただき、指導を仰 ぐなど、体制の充実に努 めています。 1件 16件 73件 90件 正規防災専門会議 簡易防災専門会議 防災検討担当者会議 合計 ● 防災専門会議実施件数 安全衛生への取り組み 名古屋市コンビナート等総合防災 訓練(名古屋工場) タンクローリー漏洩事故措置訓練(徳島工場) 総合防災訓練(徳島工場)