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csrreport2009   33 / 42

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東亞合成グループ CSR報告書 2009 33 特集CSRの取り組みステークホルダー とのかかわり 環境・安全への 取り組み Environmental & Safety Care  各事業所においては事業所長をトップに安全衛生を 管理する体制を整え、活動を推進しています。また、 各職場においては小集団活動において安全への取り組 みを精力的に展開しています。 安全衛生委員会  労働安全衛生法に基づく安全衛生委員会を効果的 に運営し、災害事例をもとにした類似災害防止活動、 健康増進策等について労使一体となった取り組みを進 めています。 労働安全活動  当社グループでは、ゼロ災運動を推進し、KYT(危 険予知トレーニング)、ヒヤリハット、潜在危険箇所の 摘出などによる災害の未然防止活動を行っています。 また、2007年からは、システマティックに危険要因 を摘出し、そのリスクを客観的に評価し、リスクに応 じた適切な対策を着実に推進するために、労働安全リ スクアセスメント手法の導入を進めています。 労働災害発生件数  当社グループではゼロ災害に向けて、協力事業所を 含めた「休業災害ゼロ」を2008年度の目標に掲げて 取り組みました。  結果は、残念ながら休業災害が6件(東亞合成グ ループ5件、協力事業所1件)発生し、目標の達成に至 りませんでした。  2008年は、さまざまな場面で災害が発生しました が、要因としては主に不安全行動、不注意でした。  これらの結果を受けて今年は、危険箇所の摘出・対 策、ならびに安全意識レベルの向上に向けた活動を 重点的に推進しています。具体的には、労働安全リス クアセスメントにより、各職場の潜在危険要因を摘出 し、対策を構じるとともに、リスクアセスメントの検 討を通じて安全意識の高揚を図っています。また、安 全指導、安全教育の充実に取り組み、協力事業所を含 めた全体の安全のレベルアップを進めます。 [各職場] 安全パトロール .事業所長、安全衛生委員 ほか. 統括安全衛生管理者 (事業所長) トップダウン ボトムアップ 安全衛生委員会 (労使代表者) 安全管理者 衛生管理者 職場安全衛生会議 小集団活動チーム 安全管理者 衛生管理者 職場安全衛生会議 小集団活動チーム 産業医 融合 ● 体制模式図  東亞合成(株)徳島工場では2007年より安全活動に労働安 全リスクアセスメント手法の導入を開始し、現在はすべての職 場で活動を展開しています。導入当初はひとつのテーマを仕 上げるのに、かなりの時間を要しましたが、回を重ねるに従っ て手法にも慣れ、充実したアセスメントを行えるようになりま した。またこの活動を職場全員で進めることで、安全に対する   感受性が高まってきたと感じています。今後もアセスメ ントで摘出した危険箇所の対策改善を精力的に 進め、「災害ゼロ」からさらに進んで「危 険ゼロ」へ一歩でも近づけたいと      考えています。 労働安全リスク アセスメントの 実施について Voice 東亞合成(株)徳島工場環境保安室 棚瀬 学 健康講演会(先端科学研究所) トリム運動案内(高岡工場) 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 3 3 3 2 5 12 20 10 9 6 1 6 6 1 1 3 5 5 2 3 4 9 9 3 6 15 25 15 11 9 休業災害不休災害休業災害不休災害休業災害不休災害 東亞合成グループ協力事業所合 計 (件) 従業員の健康管理  健康はすべての幸福の基本であり、従業員の健康増 進に努めています。定期健康診断を実施し、有所見者 については健康指導を実施するなど、健康の維持・増 進をサポートしています。  また、各事業所においては、メタボリックシンドロー ム対策、メンタルヘルスケアなどについて、トリム運 動(生活習慣病予防を目的とした日常運動の習慣化の 取り組み)や外部講師による教育を実施しています。 ● 労働災害発生件数