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csrreport2009   37 / 42

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東亞合成グループ CSR報告書 2009 37 特集CSRの取り組みステークホルダー とのかかわり 環境・安全への 取り組み Environmental & Safety Care く規制値を遵守し、環境への負荷を低減する取り組み を進めています。  ボイラーの燃焼効率および脱硫設備の管理の徹底 などを継続し、排出量の削減に努めるとともに、近年 では都市部のヒートアイランドなどの影響で発生する 光化学スモッグの対策協力の一つとして、名古屋工場 ではボイラー運転の稼動制御などにも積極的に対応し ています。 PRTR法の届出対象物質  「PRTR法(特定化学物質の環境への排出量の把握 および管理の改善の促進に関する法律)」では、化学 物質を取り扱う事業者が、どれだけの化学物質を環境 へ排出しているかを、自ら把握して届け出るよう定め ています。  当社グループでは、PRTR法該当物質について、排 出量の削減に努めています。また、PRTR法に従い、 2008年度排出量(2008年4月から2009年3月ま での期間)について、事業所ごとに各都道府県知事に 届出を行いました。 日化協PRTR調査対象物質  当社グループでは、社団法人日本化学工業協会(日 化協)指定の調査対象480物質(PRTR法届出対象 354物質を含む)についても、該当する物質の排出量 を把握し、その削減に取り組んでいます。  2008年度の日化協PRTR調査対象物質の大気およ び水域への総排出量は下表の通りです。対象物質の使 用量低減、除害設備の管理強化、化学物質の取り扱い 管理の強化により当社グループ全体で前年に比べて排 出量をおよそ20.5トン(21%)削減しました。今後も、 排出量の低減に向けた取り組みを継続していきます。  当社グループでは、工業用水、地下水、上水道、海水 各工使これらの水であ、工場内での循環使用 当社グループでは、排水中のCOD(化学的酸素要求 量)づく規制値を遵守するための対応に努めています。  特に閉鎖の水汚濁を防止することを目的とした水制度において、全窒素と全リンについては名古屋工場 および徳工場で動測定装置設置し、排水の管理 を徹底し 当社グループでは、ボイラーなどから排出される硫 黄酸化酸化物(NOx)およびばんについ基準お水資源の効利用 大気の保全 水質の東プ ジクロロエタン トリクロロエチレン クロロホム 酸化エチレン 塩化ビニリデン 塩化メチル トルエン n−ヘキサン※1 メタリルクロライド※1 メチレンクロライド※166 8.0 1.0 4.7 3.3 21.3 17.8 26.8 1.2 8.7 11.0 −20.5 1.8 0.6 1.8 0.0 −0.3 −3.4 −1.2 0.4 −6.4 0.6 2004112 5.4 0.6 8.0 0.1 3.0 11.4 19.7 2.6 15.4 12.0 2005年度 113 11.6 0.9 7.7 0.1 9.0 8.3 12.6 0.0 14.7 12.0 2006年度 96.6 5.4 1.0 5.4 0.1 5.0 12.0 13.0 0.2 6.4 12.4 2007年度 76.1 7.2 1.6 7.2 0.1 4.7 8.6 11.8 0.6 ─  13.0 2008年度 対2007年度増減量 (トン) ※1 PRTR法届出対象外の物質 ※2 量が基準以下のため集計対象外 ※2 化学物質排出量削減 ● 日化協PRTR調象物質排出量推移 を場で用しています。は貴重な資源 りなど節約に努めています。 について、国の排出基準および地域との協定に基 性海域(東京湾、伊勢湾および瀬戸内海) 質質総量規制 島自をています。 物(SOx)、窒素いじ て、国の排出よび地域との協定に基づ 有保全 亞合成グルー1,2-ル1 年度 2 主な排出物質 年間取り扱い査対環境・安全への取り組み 環境負荷低減 への取り組み 水質、大気への負荷を低減するために、 排水、排ガスの管理を徹底しています。