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csr2012   24 / 50

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24 東亞合成グループ CSR報告書 2012 コーポレート・ガバナンス リスクマネジメント 東亞合成グループのリスクの把握・管理や危機事態の未然防止、被害の最小化を目的に、リスク管理体制を整えて います。 2011年度目標2011年度実績と評価2012年度目標 ・BCP体制の構築と周知 ・機密情報管理体制の充実 ・リスクアセスメントの実施 ・地震対策の強化 ・BCMの運用の確立 ・情報の漏洩・盗取に対するリスク 感度向上 ・東日本大震災を教訓としたリスク管理体制の再構築: グループリスク管理委員会の設置、BCPの見直し、 安否確認システムの運用 ・e-ラーニングによるグループ全従業員を対象にした 機密情報管理・情報セキュリティ教育の実施 ・機密情報管理体制の強化:機密情報のリスト化、 機密情報持ち出し申請のデータベース管理 リスク管理体制の再構築新型インフルエンザ対策 危機事態直面時の対応 情報漏洩リスク対策 BCP(事業継続計画)の見直し 当社グループでは、2011年の東日本大震災後、規程類 の見直しやリスク管理委員会の新設など、リスク管理体制 を再構築しました。リスク管理委員会では、グループ全体 のリスクを把握・管理するため、リスクの洗い出しや評価、 それに基づくリスク対策の策定、対策状況のチェックなど を行います。今後は原則として年1回開催し、グループ全 体でのリスク低減に向けた取り組みを強化していきます。 当社グループでは、従業員の健康と安全を確保すること を最優先とした「新型インフルエンザ対策」を策定し、強毒 性の新型インフルエンザの発生に備えて、全従業員への正 しい知識の啓発をはじめとする対策に取り組んでいます。 当社グループでは、「東亞合成グループリスク管理規程」 に基づき、危機事態に直面した際の具体的な手順などを 「東亞合成グループ危機事態対応規程」に定めています。 危機事態に直面した場合には、グループ対策本部・現地対 策本部を設置し、危機事態の早期収束に向けた対応を実 施します。 さらに、各事業所特有の問題にも対応するため、事象 別・事業所別に「緊急事態措置マニュアル」(爆発・火災・ 漏洩措置マニュアル、台風措置マニュアル、地震措置マ ニュアルなど)を定めています。各事業所では、定期的な 訓練を実施し、必要に応じてマニュアルの見直しを行って います。 2011年は、昨年制定した情報管理関連の規程類に基 づき、「営業秘密」を特定する「機密情報リスト」を整備する など、情報漏洩リスク対策の推進に努めました。 また、e-ラーニングを利用して「機密情報・情報セキュリ ティ」に関する教育を実施し、知識の定着を図っています。 当社グループでは、東日本大震災の経験や教訓を生 かし、より実態に即したBCPとなるよう見直しを行ってい ます。 当社グループのBCPは、災害時における人命と事業資 産の保護、迅速な業務回復、ステークホルダーへの影響の 最小化、および、平時における取引先との信用確立を目的 としています。今後は、リスク管理委員会のもとで定期的 に見直しを行い、PDCAを回すことにより、事業継続マネ ジメント(BCM)として、継続的な改善を図っていきます。 .自然災害・感染症 .財務リスク .その他外部環境によるリスク .人事・労務リスク .環境・安全リスク .政治リスク .製品リスク .経済リスク .法務リスク .社会リスク 想定されるリスク ○ ○