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csr2012   31 / 50

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東亞合成グループ CSR報告書 2012 31 特 集 CSRマネジメントコンプライアンスコーポレート・ガバナンス RCマネジメント人 財 育 成社会貢献・ コミュニケーションの充実サイトレポート 保安防災への取り組み 製品輸送時の安全管理 当社グループ全管理職を対象にした管理職メンタルヘルス 講座を実施し、約300人が参加しました。 ■ 基本的な考え方 当社グループでは、RC基本方針のもとに安全方針として 「無事故・無災害を最優先として、働く者と地域社会の安 全を確保する」を掲げ、保安防災、労働安全衛生に取り組 んでいます。 ■ 防災専門会議 新製品を事業化する場合、 生産方式あるいは設備を変更 する場合などについて、「防 災専門会議」を開催し、防災、 労働安全、製品安全、製品品質の面から計画内容を審議 し、必要な指導を行っています。防災専門会議は、規模 と内容に応じて、「正規防災専門会議」「簡易防災専門会 議」「防災検討担当者会議」の3段階の区分で開催してい ます。 ■ 安全輸送・納入の推進体制 各事業所では、輸送業者と災害防止協議会を組織して います。災害防止協議会では、年度目標・年間計画を立て、 輸送安全活動を行い、輸送安全のレベルアップを図ってい ます。 ローリー納入については、お客さまの受け入れ設備ごと に「客先カード」を作成し、受け入れ設備の状態、注意点を 記録し、安全納入に利用しています。なお、「客先カード」 の作成に際し、お客さまの設備に改善が必要なところが見 られた場合は、「設備改善要望書」をお渡しし、改善をお願 いしています。 ■ 事故発生時の相互援助体制 「製品輸送時の災害に関する事業所間相互援助規程」を 定め、グループ内で相互に援助しあう体制を整えています。 ■ 防災訓練 各事業所は、緊急事態への対応に備え、定期的に防災 訓練を実施しています。訓練は、実際の緊急事態の対応 訓練となるよう工夫して行っています。 2011年は、各事業所で、地震に対する防災訓練を実施 し、特に海洋沿岸の事業所では、津波襲来を想定し避難 訓練を組み込んだ総合防災訓練を行いました。地震発生 と津波避難指示、併発した火災への対応、各職場のけが 人・不明者の把握、衛星電話での本社への報告、所轄消 防署他への通報など、豊富な内容の訓練を行いました。 ■ イエローカードの整備と活用 製品の輸送にあたっては、製品ラベルに適正な取り扱い 方法や注意事項を表示しています。危険有害性の高い製 品については、化学物質輸送時の事故に備えて、輸送関 係者あるいは消防・警察署が事故時に取るべき処置や連 絡通報先を記録したイエローカード(緊急連絡カード)をタ ンクローリーやトラックの運転手に常時携帯させ、事故時 の迅速な処理に備えています。 また、イエローカードに沿った輸 送事故時の対応に関する教育・ 訓練を毎年計画的に実施してい ます。 イエローカード 総合防災訓練[高岡工場] 総合防災訓練[名古屋工場] .ストレスチェック(全社員対象) .メンタルヘルス研修会(メンタルヘルス対策の必要性、実践 的対応法) .健康相談ホットライン(産業医・カウンセラーとの面談やイン ターネット・電話による相談体制) 正規防災専門会議8件 簡易防災専門会議10件 防災検討担当者会議89件 合計107件 2011年防災専門会議実施件数 健康セミナー[本店] 管理職メンタルヘルス講座