【DO!BOOK・ページリンク】
csr2012   32 / 50

BOOKをみる

10秒後にBOOKのページに移動します


32 東亞合成グループ CSR報告書 2012 RCマネジメント 化学物質管理政策への適切な対応と原材料のグリーン調達の推進により、製品安全を進めています。 製品安全 2011年度目標2011年度実績と評価2012年度目標 ・化学物質関連法規制遵守の徹底 ・化学物質法規制管理体制の構築 ・化学物質関連法規制遵守の徹底 ・化学物質法規制管理システムの 活用 ・化学物質関係法規の改正を適時周知し対応した ・改正化審法、台湾化審法(既存化学物質登録)、中国 および韓国GHS対応、REACH等について対応した ・化学物質管理システム、法規情報コンテンツの導入 を進めた ・化学物質関係法規教育の実施:改正化審法、 REACH、 輸出貿易管理令説明会、MSDS作成等 化学物質の適正管理 グリーン調達 ■ 化学物質の安全管理体制 研究着手段階より防災専門会議を開催し、化学物質の 取り扱い、製品の安全性、法規制等要求事項への対応な どについて審議しています。 また、消費者の安全にかかわる製品のラベル表示、カタ ログ等については、「製品カタログ等審査規程」に基づき、 審査、承認しています。 ■ 化学物質管理政策への対応 2002年の持続可能な開発に関する世界首脳会議 (WSSD)において、2020年までに、「全ての化学物質に ■ グリーン調達の実施 RC基本方針により、環境に配慮した、安心できる製品 を提供するため、「グリーン調達ガイドライン」を定め、原料・ 包装材料の取引先の「品質・環境管理」、「製品の環境負 荷物質管理」を進めています。 具体的には、品質・環境活動状況調査表で、品質保 証体制、環境管理体制、物質管理体制を確認します。環 境負荷物質管理では、グリーン調達調査共通化協議会 (JGPSSI)のリストにある物質を含む原材料を使用しない ことなどを要求し、環境負荷物質不使用保証書の提出を求 よる人の健康や環境への影響を最小化する」ことが合意さ れました。本目標に向けて、現在、世界的に化学物質管理 を強化する法規制の整備が進められています。一方、産 業界においても自主的な取り組みを進めており、一般社団 法人日本化学工業協会は企業におけるリスクベースの化 学品管理を強化する自主的な取り組み(JIPS※1)を支援す る活動を行っています。東亞合成はこのJIPS普及推進活 動にもメンバーとして参加しています。 当社グループにおいても、これら法規制への対応に取り 組んでいます。REACH※2については、2013年に登録 期限を迎える物質の本登録完了を目指し対応を進めてい ます。また、現在、法規制改正に対する化学物質管理を 的確に行うため、化学物資管理システムの導入を進めて います。 ※1 JIPS : Japan Initiative of Product Stewardship ※2 REACH : Registration, Evaluation, Authorisation and Restriction    of Chemicals めています。 さらにGHS対応製品安全データシート(MSDS)の提出を 求め、製品にかかわる国内外の法律・指針・規制などを確 認し、RoHS指令をはじめとする、使用禁止化学物質を含有 しないよう徹底しています。これにより、お客さまの「グリー ン調達」のご要求に沿った製品の開発に努めるとともに、製 品の環境負荷物質に関する情報を提示しています。 2011年は、原料購買仕様書について、最新の環境負 荷物質管理情報を入手するため、仕入れ先ごとに各原料 を取りまとめて、一斉取得を進めています。 製品ラベル(GHS対応版) ○ ○