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csr2012   34 / 50

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34 東亞合成グループ CSR報告書 2012 RCマネジメント 産業廃棄物の発生量を抑制するとともに、分別・リサイクルを進め、最終的に埋立処分する廃棄物をゼロに近づける ゼロエミッションを目指しています。 循環型社会への取り組み 廃棄物リサイクル利用・有価物の回収 産業廃棄物の発生量削減 2011年のグループ全体の産業廃棄物発生量は、 2010年に比べ1,918トン減少し、社外排出量は 821トン増加しました。最終埋立処分量は2011年 に対し92トン(42%)減少し、125トンでした。目標 の最終埋立処分量180トン以下に対して大幅に削 減できました。最終埋立処分率は0.3%で、2010 年の0.6%に対して0.3ポイント改善しました。 排水の活性汚泥処理設備の安定化、断熱材のリ ユースなどにより、埋立廃棄物の削減を図るととも に、廃棄物の分別・リサイクルを徹底しました。また、 廃塩ビ、廃プラスチックなどの新規リサイクル化を 進めました。 今後も最終埋立処分量ゼロを目指し、3R(リ デュース、リユース、リサイクル)を強化し、埋立処 分量の削減を進めます。 鶴見曹達では、電子部品の製造時に発生する使用済み エッチング液を再生処理するとともに、金属銅を回収して 資源化しています。 アロン化成では、塩化ビニル管・継手・マスの廃材を使 用し、リサイクル三層管として製品化しています。 また、ミクニプラスチックスでは、再生PETなどを使用し た「雨太郎R」(雨水貯留・浸透槽用貯留材)や水道用メー ターボックスを製造しています。 リサイクル原料の利用は、ヴァージン原料に比べ製造で のCO.の発生を低減できるため、積極的に導入を進めてい ます。 2011年度目標2011年度実績と評価2012年度目標 ・最終埋立処分量:180トン以下・最終埋立処分量:125トン、対2010年 92トン(42%)減少・最終埋立処分量:105トン以下 ・廃棄物発生量:35,722トン、対2010年1,918トン (5%)減少 ・最終埋立処分率:0.3%、対2010年0.3ポイント改善 拠点取り組み内容 名古屋工場塩水マッドを再生土に、ポリマースラッジを助燃料にリサイクル 徳島工場塩水マッド、排水マッド、煤塵汚泥を道路路盤材にリサイクル 安定化5品目(プラスチック)をRPF※にリサイクル 高岡工場無機汚泥を再生土に、有機汚泥を肥料にリサイクル 廃塩ビを再生樹脂にリサイクル 坂出工場含水廃ゲル、廃微粉を陸地造成材料にリサイクル 廃活性炭を埋立資材にリサイクル アロン化成原料袋使用材料の資材リサイクル 廃塩ビのサーマルリサイクル 大分ケミカル廃棄保温材を建築資材にリサイクル 廃プラスチックのサーマルリサイクルおよび残渣の資源リサイクル 日本純薬 広野工場排水マッドから鉄の回収、コンクリート骨材へのリサイクル アロンエバー グリップ 廃ポリマーの資材リサイクル  廃金属フィルターの資材リサイクル リサイクルの取り組み 産業廃棄物処理フロー 産業廃棄物発生量 35,722トン(100.0%) 社内減量化量 16,708トン(46.8%) 社外減量化量 3,650トン(10.2%) 社内リサイクル量 6,062トン(17.0%) 社外リサイクル量 9,177トン(25.7%) 社外最終埋立処分量 125トン(0.3%) 社内リサイクル 社外リサイクル 社外最終埋立 社外排出 減量化済廃棄物 19,014トン(53.2%) 社外排出量 12,952トン(36.3%) 社外減量化済廃棄物 9,302トン(26.0%) ○ ※ RPF: Refuse Paper and Plastic Fue(l 古紙・廃プラから製造された固形燃料)