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02 次期の 見通しについて お聞かせください。 株主の皆様へ メッセージを お願いします。 Q. Q. A.今後の見通しにつきましては、政権交代とそれに続く日銀の金融緩和を受け た円高修正により、輸出企業を中心に業績改善への期待感があるものの、欧 州をはじめとする世界経済は力強い回復の兆しが見えず、円安を背景とした原燃料 価格の上昇も見込まれるなど、依然として厳しい事業環境が続くものと予想されま す。このような中、当社グループとしましては、引き続き高付加価値製品の拡販とコス ト削減に努め、収益を確保してまいります。  平成25年12月期における売上高、営業利益および当期純利益は、当期(平成24 年12月期)とほぼ同水準になると予想しています。 A.次期(平成25年12月期)は、中期経営計画“ALL TOA 2013”の最終年度 として、3つの成長戦略、「コア製品の収益拡大」「高付加価値製品の加速的 成長」「新製品、新事業の創出」を着実に遂行し、次のステージへとつなげていく重要 な年になると認識しています。平成25年1月からは、鶴見曹達(株)と日本純薬(株) を吸収合併し、グループ内において、より効率的で迅速な事業運営を可能にする体 制を整えました。また、大分ケミカル(株)におけるアクリル酸プラントの新設をはじ め、将来の成長に向けた布石として、グループの収益基盤をより強固なものとする投 資を着実に進めております。今後も引き続き、企業価値の向上に向けて、グループ一 体となって取り組んでまいります。  なお、利益配分につきましては、当期の業績、今後の事業展開等を総合的に勘案 し、安定配当に努めることを基本方針とし、当期の1株当たり年間配当金は10円(期 末配当金は5円)とさせていただきます。  株主の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援、ご理解を賜りますようお 願い申し上げます。 予想数値には、本決算発表日現在入手可能な情報に基づく予測が含まれております。実際の業績は、今後さまざまな変動要因により、本誌数値と異なる可能性があります。