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kabutsu97   6 / 12

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5 樹脂加工製品事業Plast ics 介護・福祉関連製品は、出荷が堅調に推移しましたため増収となりました。 管工機材製品、エラストマーコンパウンドは、需要低迷や需要回復の遅れにより出荷が減少しましたため、減収となりました。 これらの結果、当セグメントの売上高は、285億9千9百万円(前年度比6.4%減収)となりましたが、営業利益は、コスト低減等により 17億9千1百万円(前年度比37.9%増益)となりました。 機能製品事業Specialty Chemicals 接着剤は、一般用の瞬間接着剤「アロンアルフア」は年間を通じて出荷が堅調に推移しましたが、国内向け工業用接着剤の需要の回復が遅れ、 接着剤全体では大幅な減収となりました。 光硬化型樹脂「アロニックス」は、電子材料分野向けなどの需要が順調に回復しましたので、増収となりました。 開発製品は、シリコン系高純度ガスの出荷が好調に推移しましたものの、無機イオン交換体「IXE(イグゼ)」、銀系無機抗菌剤「ノバロン」の 需要の回復が遅れ、大幅な減収となりました。 これらの結果、当セグメントの売上高は、228億2千9百万円(前年度比6.4%減収)となりましたが、営業利益は、高収益製品の拡販等によ り43億1千1百万円(前年度比10.4%増益)となりました。 その他の事業Others 新規製品の研究開発事業、設備等の建設・修繕事業、輸送事業などにより構成される当セグメントは、売上高は14億9千7百万円(前年度 比2.5%増収)、営業損失は6億6千6百万円となりました。 基礎化学品事業Commodi ty Chemicals 苛性ソーダおよび無機塩化物は、期初の需要減少の影響が大きく、期後半から緩やかに需要が回復し始めましたが、通期では出荷が減少しま したため、減収となりました。 塩素系有機溶剤は、需要の減少により大幅な減収となりました。 液化塩化水素および銅製品は、期央からは需要回復したものの、期前半の落ち込みが大きく大幅な減収となりました。 工業用ガスは、需要の減少により大幅な減収となりました。 これらの結果、当セグメントの売上高は456億4千6百万円(前年度比17.3%減収)、営業利益は42億8千3百万円(前年度比24.2%減益)と なりました。 アクリル製品事業Acryl ic Products アクリル酸エステルは、期前半の出荷低迷の影響が大きく、期後半からようやく緩やかな需要の回復がみられましたが、通期では大きく出荷が 減少しましたため、大幅な減収となりました。 アクリル系ポリマー、高分子凝集剤は、いずれも需要の回復が遅れましたため、大幅な減収となりました。 これらの結果、当セグメントの売上高は、414億6千万円(前年度比18.8%減収)となりましたが、営業利益は、在シンガポール子会社のコス ト低減等により14億1千1百万円(前年度比2.3%増益)となりました。 TOAGOSEI BUSINESS REPORT 2009 04 営業の概況