【DO!BOOK・ページリンク】
20120327kabutsu   5 / 16

BOOKをみる

10秒後にBOOKのページに移動します


04 持続的成長に向けた戦略の実施状況 ● 基礎化学品事業 鶴見曹達(株)の営業・ 開発部門を東亞合成(株)に統合 苛性ソーダや各種塩化物を製造・販売するク ロルアルカリ事業の競争力を強化するため、 2011年4月、東亞合成(株)と鶴見曹達(株)の 営業・開発部門を統合しました。営業、物流体 制の一本化を図りながら事業運営の効率化を 進める一方、電子材料向けに需要が広がる高 純度品の開発体制を強化していきます。 ● アクリル製品事業 アクリル酸製造設備に100億円規模 の投資 川上の汎用製品から川下の各種誘導品に至る まで、当社グループのコア製品が連なるアクリ ルチェーンの基盤強化を図るため、チェーンの 出発点となる大分ケミカル(株)において、アク リル酸製造設備の新設投資を行うことを決定 しました。(詳細は次ページの特集を参照) ● 機能製品事業 MTエチレンカーボネート(株)で 製造設備完成 エチレンカーボネートは、リチウムイオン二次 電池用電解液の原料として市場拡大が見込ま れています。その生産体制を強化するため、 三井化学(株)と合弁で設立したMTエチレン カーボネート(株)の大阪工場に、2011年11 月、新たな製造設備を建設しました。 ● 樹脂加工製品事業 アロン化成(株)の完全子会社化 2011年7月、上場子会社であったアロン化成 (株)を株式交換により完全子会社化しました。 東亞合成(株)がケミカルの分野で得意とする 素材開発の技術と、アロン化成(株)の樹脂成 型・加工技術を組み合わせることで、新たな川 下展開の可能性を広げていきます。