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kabutsu97m   6 / 12

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5 介護関連製品などライフサポート部門は堅調に推移しましたが、管工機材製品部門や合成樹脂コンパウンドなどの成形材部門はともに需要 の回復が見られず、減収となりました。一方、営業利益は、コスト削減の効果および原料価格が落ち着きを取り戻したことなどにより、改善い たしました。 これらの結果、当セグメントの売上高は、140億3千3百万円(前年同期比3.2%減収)、営業利益は7億5千5百万円(前年同期比17.0% 増益)となりました。 樹脂加工製品事業Plastics 接着剤は、一般用瞬間接着剤は堅調であったものの、主に国内向け工業用接着剤の出荷が低調に推移し、大幅な減収となりました。 光硬化型樹脂「アロニックス」は、4月以降、需要がほぼ回復しましたが、第1四半期の国内・国外における需要減少の影響が大きく、減収 となりました。 開発製品は、シリコン系高純度ガスなど電子材料分野向け製品の需要回復が徐々に見られるものの、出荷減少を補うには至らず、大幅な 減収となりました。 これらの結果、当セグメントの売上高は、100億3千9百万円(前年同期比23.9%減収)、営業利益は12億8千3百万円(前年同期比 36.6%減益)となりました。 機能製品事業Specialty Chemicals 新規製品の研究開発事業、設備等の建設および修繕事業、輸送事業などにより構成される当セグメントは、売上高は8億6千万円(前年 同期比11.8%増収)、2億7千3百万円の営業損失となりました。 その他の事業others 苛性ソーダおよび無機塩化物は、国内需要の減少により出荷が低迷し、減収となりました。 塩素系有機溶剤は、国内需要の減少により大幅な減収となりました。 液化塩化水素および銅製品は、電子材料分野における需要の落ち込みにより、大幅な減収となりました。 工業用ガスは、需要の減少により大幅な減収となりました。 これらの結果、当セグメントの売上高は、216億9百万円(前年同期比19.8%減収)、営業利益は9億6千万円(前年同期比63.9%減益) となりました。 基礎化学品事業Commodity Chemicals アクリル酸エステルは、国内需要の減少による出荷低迷と販売価格の下落により、大幅な減収となりました。 アクリル系ポリマー、高分子凝集剤は、国内需要の落ち込みにより大幅な減収となりました。 これらの結果、当セグメントの売上高は、183億8千9百万円(前年同期比29.4%減収)、6千3百万円の営業損失となりました。 アクリル製品事業Acrylic Products TOAGOSEI 2009 SEMIANNUAL BUSINESS REPORT 04 営業の概況