02 通期の見通しについて お聞かせください。 株主の皆様へメッセージを Q. Q. お願いします。 A.平成23年12月期通期の見通しにつきまして は、当第２四半期連結累計期間の業績が改善 したことに加え、７月1日に効力を発生した株式交換契 約により、アロン化成（株）を完全子会社化したことに 伴う負ののれん発生益30億円が計上されるため、当 期純利益につきましては、過去最高益を更新した前期 を上回ると予想しております。通期の業績につきまして は、売上高は1,625億円（前期比5.7%増収）、営業利 益は205億円（前期比3.6%減益）、経常利益は205億 円（前期比2.1%減益）、当期純利益は145億円（前期 比10.4％増益）を予想しております。 A.当社は、平成23年７月１日をもってアロン化成 を完全子会社化しました。これにより、当社の 化学分野における技術とアロン化成の樹脂成形・加工 技術との相互補完による新たな事業展開が期待でき、 事業基盤の強化につながるものと考えております。グ ループ全体としての企業価値を高めることを通じて、 株主の皆様のご期待に応えてまいりたいと考えており ます。 　株主の皆様におかれましては、今後とも引き続き変 わらぬご支援、ご理解を賜りますようお願い申し上げ ます。 ポイント ■ アジア市場での販売が好調に推移し、前年同期を上回る売上、利益を確保 ■ 通期の当期純利益は、過去最高益更新を見込み、配当は前期比1円の増配を計画 ■ 一部製品で震災の影響を受けたものの、業績全体への影響は軽微 予想数値には、本決算発表日現在入手可能な情報に基づく予測が含まれております。実際の業績は、今後さまざまな変動要因により、本誌数値と異なる可能性があります。