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7 アロンウオールR塗膜の特性 東亞合成は、外壁化粧防水材に対する時代の要因をいち早くとらえ、業界に先がけてアクリルゴム系外壁化粧防水 「アロンウオールR」を開発し、「アクリルゴム系」の概念を打ち立てました。 当社の提唱する「アクリルゴム(アロンコートRST)」とは、 主材中の固形成分は70%以上 垂直面に1000μ近い塗膜厚を形成させるためには、高い固形分濃度が必要です。1 塗膜中の樹脂量は55%以上 塗膜中の樹脂量が少ないと、伸び性能が低下し、下地ひび割れに対する追従性が低下するばかりか、気密 性に劣り、中性化や塩害などの早期劣化を防止できなくなります。 2 アクリルゴム中の2-エチルヘキシルアクリレート(HA)の量は90%以上 防水材に使用するアクリルゴムは、低温から高温まで高い柔軟性が要求されます。この様なアクリルゴム を作るには、2-エチルヘキシルアクリレート(HA)というアクリルのモノマーを90%以上使用(低温 の.60℃でも柔軟性を保持)する必要があります。 3 塗膜中の可塑剤等の抽出成分量は1%以下 可塑剤は塗膜を柔らかくする添加剤で、これを添加すると硬い塗膜でさえ柔らかくすることができます。 しかし、可塑剤の添加により柔軟性を持った塗膜は可塑剤が徐々に逸散してしまうために、短期間で初期 のひび割れ追従性は失われます。 上記の条件を全て満たして、はじめて長期にわたって優れた下地ひび割れ追従性や、気密性を維持する外壁化粧 防水材となります。 これがアクリルゴム系外壁化粧防水「アロンウオールR」なのです。 4 アロンウオールR の主材 ST 1固形成分70%以上 可塑剤等が 1%以下 コンクリートアロンコートRST塗膜 4 施 工 樹脂量が 55%以上 充てん剤 無機質 フィラー 塗膜 (防水膜) 2 HA量が 90%以上 3 アクリルゴム(アロンコートRST)とは 4つの品質規格 主材中の固形成分は70%以上 (%は全て重量%) 低温下の伸びしゃ塩性 ◎ ◎ 耐疲労性 ◎ ○ ○ ◎ ◎ ○ ○ ◎ ○ ◎ 塗膜中の樹脂量は55%以上 アクリルゴム中の2-エチルヘキシル アクリレートの量は90%以上 塗膜中の可塑剤等の抽出成分量は 1%以下 1 2 3 4 防水機能耐久性 (ひび割れ追従性) 躯体保護機能 (劣化要因しゃ断機能)